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-- ようこそ!本郷台中です。 --
ここは・・・、
生徒たちを中心に、教職員、保護者、そして地域の人々が行き交う
情報交差点」 です。
ここでは、いつも新鮮な 「何か」 が生まれ、
育っています。
-- 本郷台 通信 --
投稿者 : vice 投稿日時: 2009-03-02 13:22:34 (190 ヒット)

  弥生(やよい)            校長  佐藤 賢志

 皆さん、こんにちは。早いものでとうとう3月になってしまいました。平成20年度ももうすぐ終わりです。あまりいいことのなかった平成20年度でしたが、終わるとなるとなんとなくさみしいですね。もうすぐ卒業式もありますしね。
 ところで、3月のことを陰暦の異称で「弥生(やよい)」と言います。弥生時代とか弥生式土器とか、昔、社会科の歴史で習いましたし、少なからず文京区にも縁があります。辞書をめくりますと、「やよい」という言葉は「いやおひ」が転じたものなのだそうです。今流に表せば「いやおい」ですが、これは草や木がいよいよ生い茂る様、つまり、どんどん生え茂ることを表している言葉なのだそうです。今まで沈黙していた草木が、これから一斉に芽吹く季節を迎え、この「弥生」という言葉は、昔の人々の感性にピッタリと合っていたのでしょうね。
 ところで、平成20年度を振り返りますと、本校で年数回実施している国際理解教育に、今までにない二つの大きな取り組みがありました。第1は、4月23日に教育協力NGOネットワーク及び日本ユニセフ協会が実施した「世界一大きな授業」に参加したことでした。この本郷台中の取り組みが、新聞やテレビなどでちょっとだけ報道されましたが、当日は、日本ユニセフ親善大使のアグネス・チャンさんまで講師として来校していただき、全校の生徒・教職員が大いに盛り上がりました。第2は、2月5日にユネスコ・アジア文化センターの協力で実施した「韓国の教員との交流会」です。韓国の先生方に大勢来校していただき、本校の先生方との意見交換会、そして生徒とともに給食を食べ、さらに韓国の先生方に授業をやっていただき、大いに親交を深めました。この大きな二つの取り組みは、本校の研修委員会の先生方の熱意で実現したものですが、生徒や教職員の記憶の中にいつまでも残るに違いありません。
 よく「公立中学校では特色が出しにくい」という言葉を耳にします。区内全公立中学校が同じ教科書を使い、あまり変わり映えのしない取り組みをやっているというイメージがあるのかもしれません。しかし、学校の特色というのは、言い換えると、そこで働く教職員の個性ということができると思います。同じ先生、主事さん方は二人とはいません。ですから、よく見ますと、同じ公立中学校でもやっている内容は結構違っているものなのです。
 生徒に対する取り組みだけではなく、今、本郷台中が力を入れつつあることに、母体小学校との授業での交流があります。この取り組みは別に目新しいものではなく、他の小中学校においても実践しているところがあります。しかし、本郷台中は今年度初めて本郷小学校におじゃまし、授業を参観させていただきました。来年度は湯島小学校におじゃまして、授業を参観させていただくことになっていますが、今年度実践したことよりも、さらに一歩踏み込んだ交流会になればと期待しているところです。そしていつかは、小学校の先生方に中学校の活動のようすを見ていただき、活発な意見を交わせる機会を継続して作っていきたいと考えております。
 弥生のこの時期に、草木の新芽が芽吹いて、やがて立派な枝葉になるように、私どもも心を新たにして、平成21年度も子どもの成長のために、粉骨砕身努力してまいります。


投稿者 : vice 投稿日時: 2009-02-04 14:15:32 (142 ヒット)

  COPD           校長 佐藤 賢志

 COPDとは「慢性閉塞性肺疾患」のことですが、原因の大半は喫煙で、酸欠などで全身状態が悪化して死に至る恐ろしい病気のことです。たばこの有害性は昔から言われ続けておりますが、たばこをやめられない人たちはこのことに謙虚に耳を傾けようとはしません。これは、たばこの害を実感していないからだと思います。私もかつてはそうでした(猛省)。
 COPDは、炎症が長期にわたる慢性気管支炎や、酸素を取り込む肺胞が壊れる肺気腫などの総称で、せき、たんや息切れなどが特徴です。重症化すると、呼吸困難で全身状態が悪化します。別名「たばこ病」と言われ、原因の90%以上は長期の喫煙だそうです。
 この病気による死亡者は、厚生労働省の統計によりますと、年間死亡数が平成19年に1万4907人で、死因別では10番目の多さなのだそうです。治療中の患者は、平成17年の厚生労働省の調査では22万3000人ですが、疫学推計では、受診していない患者が500万人以上にのぼると言われています。
 たばこの販売量は、昭和24年(私が生まれた年です)の527億本余から、平成8年には3483億本と7倍近くになっており、また、一人当たり消費量は1000本から、昭和52年には最多の3497本と3倍以上になっているのだそうです。これに伴い、慢性気管支炎と肺気腫の10万人当たりの死亡率は、昭和41年の2.6人から、平成15年に8.9人と3倍以上になり、以降も高い死亡率が続いております。たばこ消費量は、19年に2341本に減りましたが、喫煙率が半減しているので、実際の喫煙者の一人当たりの消費量は、2倍以上になる計算です。さらに近年は、若い女性の喫煙率の増加が続いております。
 私が危惧するのは、現在、健康体で生活している子どもたちが、やがては喫煙者になりはしないかということです。社会全体として、怖いCOPDという病気のことはあまり認識されていないような気がします。喫煙者は「自己責任でやっているのだからいいだろう」と言うかもしれませんが、自分が病気になるだけではなく、周りの者にも健康被害を及ぼす可能性があるということです。「だったら、学校で喫煙教育をやったらどうか」という声が当然出てくるでしょう。言われるまでもありませんが、学校では、かなり以前から禁煙教育をやってきました。でも大人の喫煙者はなくなりません。ほとんどの子どもたちがたばこを吸わないのは、健康被害が恐ろしいという認識よりも、酒やたばこは20歳になるまではやってはいけないと法律で決められているからという認識の方が強いのではないでしょうか。だから、成人式を迎えると、男性も女性も堂々とたばこを吸い始めるのです。特に、若い女性の喫煙率が増加しているということは、健康な母体の維持・増進という観点からも問題があります。
 たばこによる健康被害を未然に防ぐには、社会全体での取り組みが必要ですが、子どもたちに、たばこを吸わせないようにするためには、ご家庭のお父さんやお母さん(場合によっては祖父母の方)の協力も必要不可欠です。本郷台中学校では平素の授業の中で、養護教諭が健康教育を行っておりますが、これも、子どもたちの健全な心身の育成が、重要な課題であるととらえているからにほかなりません。本郷台中学校では、今後も重点課題である学力の向上と同じく、健康教育および特別支援教育にも力を注いでまいります。


投稿者 : vice 投稿日時: 2009-01-13 15:00:57 (158 ヒット)

 つもりちがい十カ条
       校長  佐藤 賢志

 新年明けましておめでとうございます。本年も本郷台中学校に対しまして、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。また、皆様がますますご健勝であられますよう、心より祈念申し上げます。
 今年は丑年、私の年であります、牛のイメージとしては、やはり「鈍重」でしょうか。牛という動物は「牛のよだれ」とか、「牛のしょんべん」とか、何となくダラダラした例えに使われますが、牛というのは走らせれば結構速いですし、なんと言っても「気は優しくて力持ち」です。しかも、おいしいお肉やミルクまで提供してくれます。一見、ダメそうに見えて、その実は人の役に立つ立派な仕事をしている、こんな素晴らしい牛を見習って、全教職員が一枚岩となり、牛の歩みのごとくですが、一つ一つ課題を解決しつつ、本郷台中学校の子どもたちのために努力してまいります。
 話は変わりますが、先日、久しぶりになじみのお好み焼き屋さんに行きましたら、店内の壁に「つもりちがい十カ条」というお言葉が貼ってありました。中身はこんな言葉です。

 ○ 高いつもりで低いのが 「教養」
 ○ 低いつもりで高いのが 「気位」
 ○ 深いつもりで浅いのが 「知識」
 ○ 浅いつもりで深いのが 「欲望」
 ○ 厚いつもりで薄いのが 「人情」
 ○ 薄いつもりで厚いのが 「面皮」
 ○ 強いつもりで弱いのが 「根性」
 ○ 弱いつもりで強いのが 「自我」
 ○ 多いつもりで少ないのが「分別」
 ○ 少ないつもりで多いのが「無駄」
    そのつもりで頑張りましょう

 この言葉は、名のある偉い方がお話しになったものを、誰かがまとめたものなのでしょうか。何かの時に使えるのではと思ったものですから、店長にお願いして、店の壁に貼ってあるものと同じものを1枚いただいてきました。誰にでも当てはまりそうな言葉なのですが、なかなか普段は気がつきません。面と向かって言ってくれる人もおりませんしね。
 この十カ条を私自身の戒めとして、「生徒と学校」「保護者と学校」「地域と学校」というように、間に「戸」を建てるのではなく、「生徒の学校」「保護者の学校」「地域の学校」というように、生徒、保護者、地域、学校が一体となった「の」の教育を推し進めてまいりたいと考えております。特に、生徒「の」活動を保護者「の」皆様にお知らせするために、各学年では実にこまめに「学年だより」などを発行しております。しかし、この「学年だより」などが、保護者の皆様のお手元に届いていないというお話しを、時々耳にすることがございます。ぜひ、お子様に「今日は、学校から何か配られたものはなかったかい?」と聞いていただきますよう、お願い申し上げます。
 今年も、本郷台中学校に対する、保護者・地域の皆様の率直なご意見をお待ちいたしております。


投稿者 : vice 投稿日時: 2008-12-01 15:17:54 (207 ヒット)

楽しくものづくり 都立工芸高校の出前授業

校長  佐藤 賢志

 皆様、いかがお過ごしでしょうか。ついこの間年賀状を書いたと思いましたら、早いものでもう12月になってしまいました。もうすぐお正月ですね。
 一休さんがこんな句を作っています。「門松は冥土の旅への一里塚 うれしくもあり うれしくもなし」。この気持ちが最近よく分かるようになってきました。
 去る、11月27日(木)の放課後、都立工芸高校の副校長先生と先生方4名、及び在校生の方2名が本校においでになり、かねてから計画しておりました「出前授業」をやってくださいました。実施した科と生徒の参加人数は次のとおりです。アートクラフト科8名、インテリア科7名、グラフィックアーツ科3名、デザイン科5名の合計23名でした。これに指導者として本校の美術科・技術科の教員、他にものづくりを希望して参加した教員が3名おりました。やや生徒の参加が少なくなりましたが、これは両校の都合のよい日程が決まるまでに少々日数がかかってしまい、生徒へのPR期間が十分ではなかったためではないかと思っております。それでも参加した生徒たちは、普段とは違う授業の雰囲気の中で、工芸高校の先生や、在校生のお話をよく聞きながら、楽しそうに自分の作品を作っておりました。その作業の様子は、写真をご覧いただければお分かりのように、本当に作業に集中して、ていねいに作っておりました。人数が少なかったことが逆によかったかもしれません。
 もともとは5年前から行っている、本校と都立工芸高校の「学校運営連絡協議会」の中から生まれた計画でした。大きな柱は二つあり、一つは今回のような出前授業、もう一つは夏休み中に工芸高校の校舎で行う夏季特別講座です。いずれも、本校の生徒が多すぎるくらいに詰めかけるというわけではありませんが、ものづくりが大好きという生徒は男女とも確実に存在します。ものづくり教育を通して、生徒の豊かな感性を高める教育活動を継続して進めるために、工芸高校の教職員の方々のご支援をいただいてまいりました。この工芸高校と本校とのものづくり連携教育は、今後も可能なかぎり継続したいと考えております。
 最後になりますが、11月15日(土)に行われました、本校の開校10周年記念式典に際しましては、成澤廣修区長様をはじめ193名のご来賓の方々及び本校保護者の方々にご臨席を賜り、滞りなく式典及び祝賀会が終了できましたことを、この紙面をお借りしまして心より御礼申し上げます。
 本郷台中学校は、これからも「生徒の学校」「保護者の学校」「地域の学校」を目指して努力してまいります。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。


投稿者 : vice 投稿日時: 2008-11-04 12:40:33 (191 ヒット)

 部 活 動            校長  佐藤 賢志

 秋の気配が一日ごとに深まり、朝晩はかなり寒さを感じる頃になりました。皆様はお元気でお過ごしのことと思います。本郷台中の生徒は、ちょっと元気すぎるくらい元気です。これも食欲の秋になったせいでしょうか。
 去る10月24日(金)、小学校6年生の児童と保護者の方をお招きいたしまして、第2回学校説明会を行いました。(第1回目は、7月23日に行いました。)
 当日は大変な雨にもかかわらず、大勢の児童・保護者の方がおいでくださいました。一通り説明が終わって、教務主幹の案内で校舎見学を行いました。私も一緒に回りましたが、その時、何人かのお母さん方から、部活動のことについて質問をいただきました。やはり部活動は関心が高いのですね。
 ところで文京区は、そのホームページで、平成17年度から20年度までの「学校選択制度に関するアンケート調査結果」を公表しております。その質問項目の中に「その学校に決めた理由」をいう項目があります。「部活動」は平成17年度では4番目ですが、18年度から20年度では3番目になっております。さらにその中で、「通学区域内の中学校に入学した方」と「通学区域外の中学校に入学した方」に分けて質問していますが、「部活動」は「通学区域内」では18年度では5番目、20年度には4番目になっていますが、17年度と19年度は5番の中には入っていません。
 ところが、「通学区域外」を見ますと、17年度から20年度まで、3番目に部活動があがっております。これは私なりの推察ですが、通学区域外を希望される方は理由の一つとして、やりたい部活動のある学校を選択しておられると思われます。
 区のホームページには、部活動に関する意見・要望が多く寄せられておりますが、何はともあれ、お子様が中学校に入学されて、部活動に入部された折には、ぜひ、つぶさに部活動をご覧いただきたいと思います。
 現場の教員は、部活動存続のため、大変な努力をしております。確かに各中学校の部活動には不備な点もあるでしょうが、批判ばかりしていても物事は解決しません。現実に、目の前に部活動をやりたい子どもたちが大勢いるのですから。
 現場の教員は、一人で二つの部を持っている者もいれば、土曜・日曜もなく、子どもたちのために頑張っている教員も少なくありません。保護者の皆様、こういう教員を激励してやってください。運動部だけでなく、文化部の教員だって頑張っているのです。部活動を持っている教員にとって一番嬉しいことは、練習や試合の時に、保護者の皆様が足を運んでくださることなのです。保護者の皆様のご声援が、教員に頑張ろうという気を起こさせるのです。「子どもが来るなって言うから行かない」とおっしゃる保護者の方もいらっしゃるのですが、実際に来てくださると、それはそれで、子どもというものは内心嬉しいものなのですよ。今後とも、力強いご支援をお願いいたします。


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